形状について
オーナー様からの最初の要望として
・左側半分をG303
・右側前方をnp01
・右側後方をGPRO HERO
というかなり具体的なリクエスト頂いた形状になります。
フォームとしては、小指をかなり丸めたような持ち方になるため、親指,薬指,小指それぞれによってベストな形状を適切な位置関係に配置しました。
位置関係の基準としては元のメインで使用されているマウスでの持ち方とその際の違和感から関節的に負担の大きい箇所を特定し、可動域中に余裕のある位置に配置し直しました。
細かい仕様
その他のご要望としては、重量を軽くしたいということや底面部分の肉抜き加工をご希望されていましたので、肉抜き加工によって重量を軽くしつつ、マウス全体として重心バランスが整うような調整も同時に行いました。
切削加工による底面パーツ
フォームに合わせた強度の最適化 – nTech Architecture
オーダーメイドマウスの特性上、あらゆる持ち方を想定する量産品のマウスとは違い、シェル全体の強度を均等にする必要がありません。
フォームにとって重要な部分に意図的に強度の偏りを持たせることで、そのフォームに最適な強度を持った構造を実現しています。
特定のフォームに合わせて形状だけでなく、內部の構造に至るまでの最適化を実現するのがnTech Architectureです。
オーナー様とNitro Factoryで細部までこだわりを詰めて作り上げた、世界に1台しかないマウスです。